Speak VS Talk 「生きた英語」を作るのに大切なこと。
こんにちは。
ゆきろっくです。
これまで、
独り言やディクテーションなど、
実際に声に出して練習する方法を
ご紹介してきました。
しかし、これらは全て、
アウトプットに近い
インプットなんです。
あなたは、スピーチと聞いて、
どのようなものを想像しますか？
私の中学校では、
スピーチコンテストがありました。
用意された原稿を
いかに発音良く、すらすらと読めるか
また、堂々と読めているか
そのレベルを競うものです。
その日は３人が出場しました。
優勝した女の子は
素晴らしい発音と
流れるようなスピーチを披露しました。
姿勢も声にも力強さがありました。
会場が圧倒されるほどに。
しかし、表彰式のときに、その彼女が
パニックで涙を流す事態が起きました。
一体、なにが起きたのか。
質問されたのです。
素晴らしいスピーチを残した彼女に
外国人の先生は英語で質問をします。
・優勝してどんな気分ですか？
・上達の秘訣は何ですか？
・スピーチした内容に関して、
あなたの意見はどうですか？
すると、あれほどのスピーチをしていた
彼女が、だんだん話せなくなり、
3つ目の質問で完全に停止しました。
さっきまでのスピーチが嘘のように
流暢さも力強さもなくなり、
涙が出てきます。
一体、どうしてでしょうか。
発音も話し方も完璧なのに、
なにが足りないのでしょうか？
彼女は、ある練習をすれば、
素晴らしい英語話者になれます。
原稿に合わせて発音したり、
映画のセリフを覚えるだけでは
いざというときに
その時の彼女のようになります。
この方法をもし実践できれば、
自分の考えや意見、
感情さえも英語で表現できるでしょう。
自分の脳内にあることが、
そのまま出てくる。
まさに、「生きた英語」です。
その練習法とは・・・
です。
クリティカルシンキングとは、
目の前にある情報を鵜呑みにせず、
情報や自分の意見、外的な意見を
客観的に判断し、最適解を見つけることです。
そのためには、自分で考え、
それを言葉にする力が必要です。
原稿を覚えるだけでは身に付きません。
優勝した彼女の場合、
Speak（話す）はできても、
Talk（語る）ができていなかったのです。
日々の独り言まで英語にしてきた
あなたの英語力は素晴らしい。
クリティカルシンキングを意識して、
自分の表現をしてください。
今日見たニュースに対して、
あなたの意見はどうですか？
今回はここで失礼します。
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